食べ物の雑学『レモン1個分のビタミンCの謎』
「なんか、レモン1個に含まれるビタミンCは、お菓子等の表記のレモン4~5個分のビタミンCらしいよ!」
とツイッターで話題となっています。
「それマジ!?ワケ分からないんだけど!レモン1個はレモン1個分じゃないの?変なの」
と感じた貴方向けに
『レモン1個分のビタミンCの謎』
についての雑学です。
この記事を読むと
◎、レモン1個分のビタミンCに関する雑学が一つ増えて、雑談に使えるようになります。
◎、貴方が知らない辞書の魅力を知れます!
◎、私の記事を何個も読んでいるとジワリジワリと、貴方は辞書の面白さにハマって行くはず!
それではそんなレモン1個分のビタミンCに関する雑学を早速見て行きましょう!
『レモン1個に含まれるビタミンCはレモン4~5個分!?』
これは言葉遊びみたいなモノです。
本当なのですが、基準が違うだけです。
どういう事か?
お菓子やジュースなどに記載されている
『レモン1個分のビタミンC』
は20mgのことです。
そのため、そのお菓子やジュースなどにビタミンCが20mg入っていれば
『レモン1個分』
と記載することが認められるという事です。
では、この
『レモン1個分のビタミンC=20mg』
という数字はどこから来ているのでしょうか?
公的機関が定めているのですが、その基準は
『レモンの果汁だけ』
です。
つまり、厳密に表記するのであれば
『レモン1個の果汁に含まれるビタミンC=20mg』
という事です。
一方、話題となった
『レモン1個に含まれるビタミンCは、レモン4~5個分』
の場合はどうでしょうか?
ここでのレモン1個とは
『レモン丸ごと』
の話です。
つまり、言い換えると
『レモンの皮も含めた丸ごとに含まれているビタミンC=80~100mg』
ということです
このカラクリ、もうお分かりですね?
表記では
『レモンの果汁のみ=20mg』
今回話題の内容では
『レモン丸々1個=80~100mg』
だから、正確に表記すると
『レモン丸々1個に含まれているビタミンCは、果汁に含まれているビタミンCの4~5倍』
という事になります。
「なるほど!果汁よりも、皮に沢山のビタミンCが含まれているんですね!」
ということを、言葉遊びでこのようになっているわけですね。
新選国語辞典による『レモン』の意味
新選国語辞典の特徴は
『表現が硬い』
そんな新選国語辞典に
『レモン』
はどう書かれているのか見てみましょう!
① ミカン科の常緑小高木。花は白色で五弁。実は黄色で芳香をはなち、食用・香料用。
② 梶井基次郎の短編。1925年発表。青年の心理を描いた小説。
表現が硬いハズの新選国語辞典で小説について入れて来るとはちょっと意外ですね!
新明解国語辞典による『レモン』の意味
新明解国語辞典の特徴は
『表現が面白い』
そんな新明解国語辞典に
『レモン』
はどう書かれているのか見てみましょう!
① ミカンに似た常緑高木。小型のラグビーボール状の黄色の実は、水分が多く香りが良い。
果汁は酸味が強く、クエン酸・ビタミンCを含む。食用・香料用。
今回の解説は小説の解説も入れてきた新選国語辞典の方が面白いかもしれませんね!
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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