【埼玉県議会だより】『新型コロナワクチンについて』分かりやすくまとめて、説明します。【12月定例会議】
「新型コロナワクチン接種が開始されるらしいけど、埼玉県はどうなってるの?」
「私達がワクチンを受けられるのはいつ頃になるの?」
「埼玉県はキチンと動いているの?何か情報はないの?」
「自分で調べても、良く分からない!誰か分かりやすく教えて!」
こんな不安や焦りの声は多く聞きます。
そこで今回は
『埼玉県議会一般質問による、埼玉県の新型コロナワクチンについての答弁内容』
を分かりやすく説明します。
なお元情報は埼玉県議会のサイトから得ています。
>>>埼玉県議会令和2年12月定例会、一般質問(埼玉県議会ホームページへのリンク)
この記事を読むことで
◎、埼玉県の新型コロナに対する考え方・方針が分かります
◎、埼玉県の新型コロナワクチンに関する、県の動きを理解できます
◎、適切な情報を入手して、デマや噂に振り回されなくなります
それでは、埼玉県の新型コロナワクチンに関する考え方を見ていきましょう!
埼玉県は国の足りない部分を補充しつつ、情報提供に力を入れる
まず最初に、埼玉県の全体的な方針を一言にまとめると
『国の足りない部分を補充しつつ、情報提供に力を入れる』
と言えます。
「国がやるべきことは、国にやってもらって、足りない部分を地域特性に合わせてサポート!」
「その上で、埼玉県は情報提供に力を入れることで、情報不足からくる県民の不安を出来るだけ取り除きます!」
ということのようです。
この辺りも含めて、埼玉県の方針として県議会で話された内容を3つピックアップしました。
①、埼玉県独自の条例は作らないのか?
②、ワクチン接種の優先順位は?
③、県民が安心できるように情報提供が必要なのでは?
どういうことなのか、更に深掘りしていきましょう!
①埼玉県独自の条例は作らないのか?
埼玉県議会の井上航議員からの質問による答弁です。
質問内容は
「緊急事態宣言の出ている他都道府県では、独自の条例を作って取り締まりレベルで強く取り組んでるけど、埼玉県はそうしていません。なんで?条例作らないの?」
という質問。
(※ 条例とは、国の法律の範囲内で作る、都道府県独自の法のことです。『条例<法律』となります)
これに対して埼玉県は
「今のままでは基本的に作りませんよ!」
と回答しています。
その理由は
◎、そもそも国の作る法律を超えた強い条例を作ったら違法・無効になります!
その上で、法律は自粛等を強制できず、お願いするとしています。
条例でそれを超えるモノが作れない以上、お願い以外の条例は作れないので今作ってもあんまり意味ないよね。
◎、埼玉県はそう考えるので、国に
「法律を変えて下さい!」
と言い続けます!
法律が変われば、条例の幅も広がり、色々とやれることも広がるからね!
そうしたら、法律だけでは足りない部分を条例で補充する準備は出来てるよ!
ということのようです。
行政書士等の法律系の勉強経験のある私は、この考え方には普通に納得しています。
なんなら下手な県よりも冷静で、客観的に物事が見えている印象を受けました。
②ワクチン接種の優先順位は?
これも井上航議員による質問です。
「埼玉県に新型コロナワクチンの供給が始まったとして、接種する優先順位はキチンと考えていますか?」
という質問に対して、埼玉県は
「考えているよ!」
と回答しています。
その内容は
◎、新型コロナワクチンの数には限りがあるので、県独自ではなく、国が表明している通りの優先順位にします。
◎、国の表明している優先順とは
1位 新型コロナ治療に直接関わっている医療従事者
2位 65歳以上の高齢者
3位 持病持ちの人
ですとのことです。
これは国が決めたことで、特に県独自に変える必要もない部分だと思いますので、私は普通に納得しています。
恐らく議員さんは県民の目にも付きやすいように、敢えて議会で質問をされたのだと思います。
ぶっちゃけてしまうと、この内容は無理して議会で話に出すまでもなく、このような回答になることは最初から分かり切っていた内容です。
だから、県民への周知の場を設ける等、別の目的があったと考えるのが自然ですよね。
③県民が安心できるように情報提供が必要なのでは?
これは荒木裕介議員からの質問です。
「新型コロナに関して、連日マスコミ各社が様々な情報を発信しています。その中には不安を煽るような情報も多く含まれており、不安に思っている県民も少なからずいます。」
「そんな県民の不安を解消し、安心できるように県はもっと情報発信をした方が良いのでは?ワクチン相談窓口も設置した方が良いよね!」
という質問に対して埼玉県は
「仰る通り!その通りだと思いますので早速準備しましょう!」
と回答しています。
では具体的にどんな情報を発信すれば良いと考えているのかは
◎、新型コロナワクチンの効果と副作用
◎、接種方法や費用関係
◎、ワクチン接種は自己判断で任意であること
等、総合的に自分自身で判断できるような情報提供。
基本的にワクチンに関する専門家への相談窓口は市区町村ごととされているので、県がそこまで積極的に動く予定はない。
けれど、市区町村に任せっきりにしないで、上手く連携しながら補充し合いながらやっていきます!
とのことです。
これも住み分けがキチンとされており、特に問題ないように思いますが、そう感じるのは事前に全体像を調べて、イメージがシッカリと出来ている人限定だと思います。
恐らく大半の人は、担当が
「これは市区町村」
「この業務は県」
「これは国です!」
のように細分化されていると、全体像をイメージできていないので
「どこに、どう相談すれば良いんだ~!!!」
と混乱してしまうかもしれませんね。
この辺りはどうなんでしょうね。
行政が短期間で大きく担当の管轄を変えることは難しいので、心配な貴方は、今のうちに全体像をイメージしておくことをオススメします。
「とにかく何も分からない!」
という場合、
『相談窓口は市区町村』
これだけでも覚えておいて下さい。
まとめ
埼玉県は国の足りない部分を補充しつつ、情報提供に力を入れるという方針を発表しています。
その上で埼玉県議会で新型コロナワクチン関係の答弁内容は
①、埼玉県独自の条例は作らないのか?
②、ワクチン接種の優先順位は?
③、県民が安心できるように情報提供が必要なのでは?
というものでした。
これで、埼玉県の新型コロナに対する考え方・方針が何となくイメージできましたよね。
ネットニュースではなく、県議会からの情報なので、デマや噂に振り回されずキチンと自己判断できそうですよね。
情報は感情ではなく、頭で冷静に考え、判断して摂取すると良いと思います。
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